Vol.438
今日はとっても「聞き上手」な人に出会ったお話。
今年の初め頃にある会社さんに
依頼した仕事があっったんです。
納品はされたもの、
使えば使うほど、使い辛いことや
不具合が出てくる。
納品の前に言わないといけないのは
分かっているんだけど
しばらく使っていないと分からない。
だけど、連絡を取りたくない。
なぜかと言うと、、、
答えはこんな感じ。
「できません」「無理です」
「聞いてません」な対応。
すごくモヤモヤが残る。
不愉快になる。
気分が悪くなってしまうんです。
お客様は神様ではない。
お客様にとって良いと思うもの。
良いサービスを提供していれば
お客様とは対応です。
だけど、限度がある。
やはり、お客様には
提案で終わるべきかと思う。
その方が困っている。と言えば
困らないようにするのがプロ。
解決策を述べるのは当然。
それがないから
一緒に仕事をする気が起きない。
お金を払う価値を感じない。
と思い、人生で初めて
「担当者を変えてください」と
言ってしまった。
今日、その社長さんと
新しい担当者さんが見えました。
その方がとても聞き上手な方で
感じが良かった。
思い切って、言ってよかった。
その担当者の立場も上手に
私に説明し、お詫びしつつ
建設的な提案をする。
共通の話題をしっかり持ってきて
さすが営業の方だなと思いました。
そんなことがあった一日だった。
ふと思い出した。
私たちインストラクターがデビューする前の研修で
叩き込まれた「共育10か条」
一. 挨拶上手(あいさつ)
二. 笑顔上手(えがお)
三. 誉め上手(ほめ)
四. 聞き上手(きき)
五. 例え上手(たとえ)
六. 語部上手(かたりべ)
七. 気配上手(きくばり)
八. 引出上手(ひきだし)
九. 導き上手(みちびき)
十. 学び上手(まなび)
当たり前のことが
書いてあるんだけど
ほんとに良くできている。
私たちの仕事は
これが全部できないと
いけないんです(^^♪
元気よく挨拶して、
いつも笑顔を絶やさず、
できたことをしっかり褒めて
傾聴する。
相手のスキルに合わせて
分かりやすい例えを交えて
情景が思い浮かぶように話す
常に気を配り、
快適に学べる空間を作ること
相手が気が付いていないこと
思っていることをうまく
引き出し導いていく
そして常に最新のことを
学び続けること。
20年前に
この「共育つ10か条」に出会い
今も初心忘れべからずで
思い出すようにしています。
今日は、久しぶりに
うまく人の話を聞ける人に出会い、
「聞き上手」を思い出した日でした。
だけど、あまり聞き上手になるのも
問題があるんですよね。笑
私、
美容室に行っても
エステに行っても
ジムに行っても
習い事に行っても
いつも講師や
トレーナー、お店の人が
たくさん話してきて
いつも聞き役。笑。
最近は、どこに行っても
そうなる。
あまり聞き上手になりすぎても
問題なのかも知れない。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。