フリースクール【スコーレ】さん訪問

Vol.385

昨日、福井でフリースクール
スコーレ」さんを運営されている
小野寺さんにお会いしてきました。

小野寺さんにお会いするのは
2回目。

1回目は、8月20日に
福井フェニックスプラザで行われた
「不登校は不幸じゃない」の
司会、進行をされていて
そこでお会いしました。

その時のブログはこちら

今回、私の方から
少しゆっくりお話できたらと
お願いして訪問させていただきました。

びっくり!
小野寺さんは、
お寺の若院さん。
御住職の息子さん。

なるほど納得。
物腰がやらなく
話しやすく、
優しさに溢れたお人柄。

子どもたちが利用するお部屋は
こんな感じ。

ボードゲームもいっぱい。^_^

小野寺さん自身が中学生の頃に
不登校を経験して、
普通の高校に不安があり、
沖縄のフリースクールに行かれたそう。

そこで学ぶことの楽しさを知り
大学に進学されたそう。

そこから2018年に
福井の不登校の子たちの居場所を
作るためにスコーレを
立ち上げられました。

今、私の教室に通う子の中に
不登校の子が8名います。
彼らのために
もし進学に悩んだとき、
沢山の人のいる場所に戻ることが
できなかったとき、
何か力になれることはないか?と
考え、行動を起こしたのが
ふくいICT中央高等学院の設立。

今回、1つでも実際の現場を
知りたくて質問しまくって
きました。

その中で意外だったり
感動した話をいくつか。

まず、いま、スコーレさんに
所属している子たちは、
中学生、高校生が半分半分。
小学生がいないという。

びっくり。
私の中でフリースクールは
小学5.6年生が多いのかと
勝手に想像していたから。

だけど、それには理由があった。

小野寺さんは、
フリースクールを経営しているが、
本来は、不登校の子たちが
学校に戻れるように支援することを
真っ先に考えているという。

だから、まずは、
自分のスコーレじゃなくて、
ふくい県や市がやっている
教育支援センターを紹介するらしい。

福井市はチャンレンジ教室
という名前で
勉強や運動もして、
学校とも情報が連携されているから
安心だとおっしゃっていました。

子どもたちにとって何が1番幸せか、
今、やるべきことは何か、
小野寺さんは本当に辛い思いをされて
そんな過去を活かして、
今、辛い誰かを助けている。

本当に素晴らしい方です。

それからこんな貼り紙が
お部屋にありました。

これを見て何か安心しました。
みんなでやる活動ができない子もいて
そんなときは無理してやらなくて
良い。自分のペースで良いって。
安心しますね。

昨日は本当に貴重な時間でした。
感謝感謝です。

人のために何ができるのか。
何を優先すべきか。

これからのふくいICT中央高等学院に
ヒントをいただきました。

小野寺さん、ありがとうございました。

今日もブログを読んでいただき
ありがとうございました。

お写真の掲載は小野寺さんに許可をいただいています。